試乗レポ前にプレ報告１　カロッツェリア(2ページ目)

第2世代エアーナビが登場

第2世代エアーナビはPNDと通信ナビの融合機

カロッツェリア新製品のもう一つの大きなニュースはエアーナビの新製品が登場したことだ。とはいえ、以前のエアーナビとは違い、地図データはフラッシュメモリーに格納。つまり、最近流行しているPNDに通信機能を持たせたものと考えた方がいい。

モニターは他のPNDより一回り大きい5.8型のワイドVGAで、内蔵のフラッシュメモリーは4GB。測位性能を重視するカロッツェリアらしく、ジャイロセンサー＆加速度センサーを内蔵し、測位性能の向上を果たしている。ワンセグチューナーも内蔵だ。

エアーナビ、パソコン、携帯電話がリンク

携帯電話やパソコンとエアーナビで情報を共有できる

そして通信契約を結ぶことによって情報ネットワークを活用できるのが、エアーナビの大きな魅力。スマートループの渋滞情報を入手できるほか、コインパーキングの満空情報、ガソリンスタンドの最新価格など、さまざまな情報が入手できる。またナビポータルというWebサイトと、ユーザーが専用サーバーに個々に作れるナビフォルダを活用可能。TV番組で紹介されたスポットの情報を表示したり、携帯サイトを使ってお迎えの場所を指定したり、エアーナビならではの使いこなしができる。

Bluetooth を内蔵し、対応携帯電話のハンズフリー通話も可能。SDカードスロットを装備し、MP3/WMA/AACの圧縮音源の再生ができるし、JPEG画像が見られるピクチャービューワーも搭載。11モードのプリセットイコライザーを装備しているのも音にこだわるカロッツェリアらしいところだ。ミニジャックの音声出力を使って、オーディオ機器との連係もできる。

バッテリーの持続時間が他のPNDよりもやや短いあたりが、PNDとして見ると弱点ともいえるが、これをPNDとして考えず、1台のクルマに据え置きのオンダッシュナビと考えたら、魅力は大きいと思う。もちろん、通信を活用するメリットは大きく、月々の通信費を負担と思わない人が限定ではあるが。

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