DSP&DACの最高峰を目指した超高級モデル
お次は思いっきりハイエンド・カーオーディオ。ビーウィズが大阪オートメッセでお披露目したデジタルプロセッサー内蔵D/Aコンバーター、AZ-2だ。ビーウィズは昨年、AZ-1という84万円という超高級デジタルプロセッサー内蔵D/Aコンバーターを発売したが、それに続く高級モデルである。
ビーウィズ・ミラーステーションAZ-2(478,000円) |
D/Aコンバーターにこだわり高音質を追求
一般的に、このAZ-2のようなアイテムはデジタルプロセッサーと呼ばれるが、AZ-1&AZ-2がデジタルプロセッサー内蔵D/Aコンバーターと名乗るのにはわけがある。プロセッサー部の機能&性能にこだわっていのはもちろんだが、それ以上にD/Aコンバーターとそれ以降のアナログオーディオ部の性能にこだわっているからだ。
D/Aコンバーターはデジタル信号をアナログ信号に変換する重要な部分で、この部分の性能が音質を左右するといってもいい。そこに車載用として初めてAZ-1に採用したシーラスロジックの高性能DACを投入。またナショナルセミコンダクター社製の最新のプロオーディオ用オペアンプや、専用にカスタマイズしたエルナー社製カップリングコンデンサーを搭載し、スペックを追い求めたのがAZ-2。結果、AZ-1とは異なるいい音を実現した。
多くの人がいいと思える高音質
ビーウィズの最新デモカーがマセラティ・グランツーリスモ。AZ-2を搭載 |
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