精度向上の機能を搭載
ところでPNDの弱点といえば、自車位置の測位精度。GPS衛星からの電波だけで測位を行うわけだから、車速信号やジャイロセンサーなどのデータも加味してハイブリッド測位を行う上位モデルに比べて測位精度が落ちるのは当然だが、ストラーダ・ポケットには、できるだけ精度を高める機能が組み込まれている。それが、スマートアシスト機能。これは、GPS衛星からの電波が途切れる直前の自車マークの動きをもとに、GPS衛星の電波が途切れている最中も自車マークを走らせる機能。一般的にPNDは、GPSの電波が途切れた地点で自車マークが止まるのだが、スマートアシスト機能をONにしておけば電波が途切れていても自車マークが動いているので、電波が復活したときに、実際の自車位置と地図上の自車位置の誤差が小さくて済むというわけだ。
トンネル内でも自車マークが走る
新宿御苑下を通る国道20号のトンネルなどを走ってみたが、自車マークが進むトンネルと、入り口あたりで自車マークが止まったままのトンネルがあった。トンネルとして地図データに記録されているかどうかで違いがあるようだが、トンネル内も自車マークが進むことによって、ルートを先読みしやすいのはありがたい。ジャンクションガイドも表示 |
外付けGPSアンテナをオプションで用意
またオプションで、外付けのGPSアンテナも用意。クルマの形状と装着位置の関係でGPSが受かりにくい、窓が電波を通しにくいといった場合は、別売アンテナをルーフ上などにセットすればいい。ワンセグのアンテナも接続可能だ。取り付けスタンド。本体はワンタッチでリリースできる |
【関連リンク】
・Strada〔ストラーダ〕ポータブルカーナビステーションCN-MP50D