日本TIが自動車向けクラスDアンプを発表

8月28日に日本テキサス・インスツルメンツ(TI)が、車載向け半導体事業への取り組み、および車載向け新製品に関する説明会を行うというので覗いてきた。

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自動車向け半導体の事業戦略を説明する日本TI執行役員の岡野さん
TIは米テキサス州ダラスに本拠地を置くグローバルな半導体企業。デジタル家電や携帯電話などさまざまなアイテムにデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)やアナログICを核とする、デバイスを提供している。日本TIはその子会社。国内にテクノロジーセンターと工場を各2カ所もち、革新的な技術と製品を世界へ発信している。オーディオファンには聞き覚えがあり評判のいいバーブラウンのD/AコンバーターもTIが製造している。

安全系とインフォテイメント系半導体の開発に注力

そんなTIは、自動車用の半導体にさらに力を入れていくという。これまでもABS(アンチロック・ブレーキ・システム)用の半導体でTIが大きなシェアを持つなど、自動車用の半導体には注力しているのだが、今後はますます「安全系」と「インフォテイメント系」に力を入れていくという。

安全系とはABSやエアバッグ、タイヤモニター、衝突防止、障害物検知、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)など、アクティブセーフティ、パッシブセーフティに関わる、すべてのもの。インフォテイメント系とはインフォメーションとエンタテインメントを合わせた造語で、ラジオやCDプレーヤー、DVDプレーヤーなど、情報通信や音楽・映像再生に関わるものだ。

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