測位性能
空が開けた道路を走行しているぶんには、車速パルスをとっているかのように、滑らかに自車位置が道路上をトレースしていく。一旦、トンネルに入っても、自車位置は止まらず動いたまま。どうやら、GPSを受けなくなった時点の車速を考慮して、自車位置の場所を予測しているようだ。自車位置が動かなくなったのは、200mほど走ったトンネル内。そこからGPSの電波を再び拾ったときに、どれだけ早く復帰できるかを新宿西口の地下ロータリーで試してみたところ、ロータリーをほぼ一周しかけたところで測位完了。正確な方向を見失わずに走行できた。その後、再びトンネルに入り、抜けた後でT字路があるのだが、信号待ちの間に正確な自車位置に復帰。GPSを測位できなくなってから復帰するまでの速さと正確さは、十分に合格である。
マルチパスを受けても走行中は測位が安定している |
実は高架下の一般道を走行中なのだが高速上にマッチングすることも... |
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