純正ウーファーはシート下
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純正ウーファーは左右フロントシート下のフロアに埋め込まれている |
次にウーファーの交換作業だが、まずはボルト4本で固定されているシートをレールごと外す。シートを外すと、フロアにスピーカーグリルが見えるので、これも外す。すると、マグネットを上に向けたウーファーが見え、ブラケットに組み込まれた状態で4本のビスで止まっている。これもブラケットごと外す。やはり配線はカプラー式。ワンタッチでケーブルは抜ける。
作業時間は2時間弱
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サウンドアップグレードキットのウーファーに交換 |
サウンドアップグレードキットには、このブラケットと同じ形状のバッフル板が付属しているので、交換はまずバッフル板にウーファーをビス止めしたあと、4本のビスでクルマに固定し、配線するだけだ。純正ウーファーよりもマグネットが大きいため、純正のスピーカーグリルは装着できないが、高さを調整したスピーカーグリルも付属しているので問題ない。
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マグネットが一回り大きいので純正グリルは装着不可。代わりのグリルを付属する |
スピーカー交換が済んだら、後はもとに戻すだけ。今回の作業は横浜の
a/tack(エイタック)というショップで行ったが、作業時間は2時間弱。a/tackはBMWの作業に慣れているので早いが、そうでないショップでも2~3時間で交換が済むはずだ。もちろん、交換後のインテリアは、まったく元通りに戻るし、クルマへの加工も一切ない。取付け工賃は、ショップによって作業内容が異なるためいちがいにいくらとはいえないが、約2万円から5万円ほどと考えていいだろう。工賃に違いがあるのは、スピーカーの入れ替え以外に制振や吸音などの作業を標準で行うショップがあるためだ。もし工賃を安く抑えたいなら、何軒かのショップで見積もりを出してみるてもあるだろう。
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ドアスピーカー交換後も見た目は純正と変わらない |
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