カーナビ・カーオーディオ/カーナビの選び方/使い方

2007年、カーオーディオはコンパクトに!?(4ページ目)

1月8日から11日の4日間、米ラスベガスで行われた世界最大の家電製品の見本市=インターナショナルCESのレポート。2回目はパワーアンプ&スピーカーを中心にお届けします。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

スピーカーの注目モデル

昨年はダイヤトーンのスピーカーが復活するなど、高級スピーカーの話題が多い年だった。今年もその流れは続きそう。注目はJBLの高級スピーカー、「560GTi」「660GTi」だ。
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JBLからも待望の高級スピーカーが登場した

緩いカーブを描いたプレートは、トゥイーターの周囲に装着するもの。これがEOS(Elliptical Oblate Spheroidal)という技術で、ウェーブガイドの役割を果たし、正確な音を再現する。ウーファーの振動板はケブラーコーンを採用。13センチ・セパレート2ウェイと、16センチ・セパレート2ウェイの2モデルをラインアップする。

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モレルのスプリーモ6はヨーロッパで高評価を得ている
モレル「スプリーモ6」も注目だ。欧米ではすでに発売済みで、日本ではトゥイーターとウーファーがバラで手に入る。このスピーカー、トゥイーターが強力。耐入力の高さと広い再生レンジで定評のあるスプリーモ・トゥイーターの小型版、スプリーモ・ピッコロというトゥイーターを採用しているのだが、こちらも2200Wの高い耐入力と1,400Hzから25kHzという広い再生レンジを確保している。ヨーロッパのオーディオ系雑誌の団体が集まって決めるEISAアワードでは、06~07シーズンのカースピーカー部門のベストプロダクトに選出。クオリティに期待が持てるスピーカーだ。

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MBクォートのQSF Nanoシリーズは振動板にナノセラミックをコーティング
ほかにもMBクォートの最上級グレード、Q-LINEに新たに加わったQSF Nanoシリーズやアメリカのスピーカーの名門メーカー=ボストン・アコースティックスのリファレンス・モデル「SPZシリーズ」、スペインのスピーカー・メーカー=ベイマの16センチ・セパレート2ウェイ・システム「エクスペリエンス」ケンウッドのフラッグシップスピーカー「XXV-04S」など、高級スピーカーが勢揃い。ハイエンド・カーオーディオのファンには楽しい年になりそうだ。

次回は、CESレポート第3弾、カーナビその他の注目モデルを紹介します。
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