スピーカーの注目モデル
昨年はダイヤトーンのスピーカーが復活するなど、高級スピーカーの話題が多い年だった。今年もその流れは続きそう。注目は
JBLの高級スピーカー、
「560GTi」と
「660GTi」だ。
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JBLからも待望の高級スピーカーが登場した |
緩いカーブを描いたプレートは、トゥイーターの周囲に装着するもの。これがEOS(Elliptical Oblate Spheroidal)という技術で、ウェーブガイドの役割を果たし、正確な音を再現する。ウーファーの振動板はケブラーコーンを採用。13センチ・セパレート2ウェイと、16センチ・セパレート2ウェイの2モデルをラインアップする。
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モレルのスプリーモ6はヨーロッパで高評価を得ている |
モレルの
「スプリーモ6」も注目だ。欧米ではすでに発売済みで、日本ではトゥイーターとウーファーがバラで手に入る。このスピーカー、トゥイーターが強力。耐入力の高さと広い再生レンジで定評のあるスプリーモ・トゥイーターの小型版、スプリーモ・ピッコロというトゥイーターを採用しているのだが、こちらも2200Wの高い耐入力と1,400Hzから25kHzという広い再生レンジを確保している。ヨーロッパのオーディオ系雑誌の団体が集まって決めるEISAアワードでは、06~07シーズンのカースピーカー部門のベストプロダクトに選出。クオリティに期待が持てるスピーカーだ。
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MBクォートのQSF Nanoシリーズは振動板にナノセラミックをコーティング |
ほかにも
MBクォートの最上級グレード、Q-LINEに新たに加わった
QSF Nanoシリーズやアメリカのスピーカーの名門メーカー=
ボストン・アコースティックスのリファレンス・モデル
「SPZシリーズ」、スペインのスピーカー・メーカー=
ベイマの16センチ・セパレート2ウェイ・システム
「エクスペリエンス」、
ケンウッドのフラッグシップスピーカー
「XXV-04S」など、高級スピーカーが勢揃い。ハイエンド・カーオーディオのファンには楽しい年になりそうだ。
次回は、CESレポート第3弾、カーナビその他の注目モデルを紹介します。