メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

磐石! メルセデスベンツ Cクラス(2ページ目)

メルセデスベンツ Cクラスがモデルチェンジされた。ライバルをまた一気に突き放すその変わりようを、デザインや安全性に対する考え方を中心に見ていこう。

執筆者:松本 明彦

幅広いユーザーに答える2つの顔


そしてトピックは、アバンギャルドとエレガンスの2つの顔を分けたことだ。これは「プロダクト・イン・プロダクト」の考え方で、1つのプロダクト製品でありながら複数の個性をデザインでも際立たせ、より幅広いユーザーの好みに答えるものだ。古くはニッサン・グロリアのブロアムとグランツーリスモ、最近ではトヨタ・クラウンのロイヤルとアスリートなどにもあり、別に目新しいことではない。

若々しくスポーティーなアバンギャルドと・・・

しかしメルセデスベンツのように圧倒的なブランド力があり、それをずっと変わらぬ安心のデザインで表現してきたプロダクト製品が、従来のデザインとはまた別のデザインを持つことは、ややもするとブランドイメージがブレてしまう危険性もある。

伝統的で安心感のあるエレガンスの2つの顔。最新モデルとしては、ボンネットとグリルの隙間の大きさが、やや気になるか。

けれどそれができるのは、新しいアバンギャルドの中央に大きくスリーポインテッド・スターを配したグリルも、実は元々メルセデスベンツのレーシングカーで採用され50年以上の歴史を誇るデザインだからだ。そしてあの名車、1954年のメルセデスベンツ300SLガルウィングにも使われ、以降SLやCLやCLSなどメルセデスベンツのスポーティーなモデルに、ずっとに採用されているデザインなのだ。

アバンギャルドのインテリアは、ブラック一色、またはアッパー部のブラックとロアー部のグレイの2トーンに分けた、2つのどちらから選べる。本木目はブラックバードアイメープルウッド。モダンなインテリアだ。

ニューCクラスは、若々しくスポーティーなアバンギャルドと従来の伝統的で安心感のあるエレガンスの2つの顔を持つことにより、より幅広い層に訴求するデザインになったと言える。

エレガンスのインテリアカラーは写真のカシミヤベージュの2トーンと、アバンギャルドに順ずるブラック一色、またはアッパー部のブラックとロアー部のグレイの2トーンに分けた、3種類のうちから選べる。本木目はウォールナットウッド。カシミヤベージュのインテリアは、明るく落ち着けるインテリアだ。
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