メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

AMG流“ラグジュアリーとスポーツの両立”S63

ブランド規模を下方へ広げるAMG、そのブランドイメージを上にも一層引っ張り上げるべく“もっと高性能に、もっとラグジュアリーに”演出されたS63AMG。ユーザーの走りの嗜好をしっかりとマーケティングしつくした、AMG流のラグジュアリーとスポーツの両立とは…。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

“もっと高性能に、もっとラグジュアリーに”

M・ベンツS63AMG

日本にはロングホイールベースのS63AMGロング(右ハンドル 2340万円)とS63AMG 4マチック ロング(左ハンドル 2340万円)のみをラインナップ

M・ベンツSクラス

国内では8月に発表された、フラッグシップのSクラス。価格は1090万~1545万円

日本ではなぜか既に、8月のSクラス発表会において、こっそり披露されていた新型SクラスのAMGモデル、S63。

いちおう、というか公式には、フランクフルトショーがワールドプレミアであって、それに続けてザルツブルグにおいてメディアを対象とした国際試乗会が開催された。

いっとき、日本で売れたSクラスの半分がAMGモデル、なんてこともあったくらい、日本はAMGにとって大切なマーケットである。アメリカ、中国に次ぐ重要さ、というわけで、今や人数規模でも日本チームの倍以上に膨れ上がった中国メディアと一緒に、仲良くチャーター機に乗って、ドイツからオーストリアへと向かった。
M・ベンツS63AMG

S63AMG 4マチック ロングのボディサイズは全長5287mm×全幅1915mm×全高1499mm、ホイールベースは3165mm。カーボン製トランクフロアやアルミボディシェル、軽量リチウムイオンバッテリーなどにより旧型比で最大100kgの軽量化を実現した

A45が誕生したことで、ブランドの規模は下方へ大きく広がりつつある。そこで懸念されるのはブランドイメージの一方的な下降なわけだから、トップエンドのSクラスAMGに託された役割は非常に重要だ。できれば、上にもいっそう引っ張りあげておきたい。そのために彼らが選んだ手法は、新型S63AMGを、“もっと高性能に、もっとラグジュアリーに”演出すること。

とはいえ、ベースの新型Sクラスそのものの見栄え質感と装備内容には、すでに目を見張るものがある。さらにその上を目指す、というのだから、こちらの期待も膨らむというものだ。
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