輸入車/注目の輸入車試乗レポート

武骨だけど暖かい ジープ・コマンダー

ジープブランドらしい武骨なデザインの、ジープ・コマンダー。しかしそのインテリアは、暖かく大らかで豊かだった。

執筆者:松本 明彦


武骨なデザイン

オフロード四駆定番ブランドのジープで、オン・オフ両方をこなし、3列シートを備えたのがジープ・コマンダーだ。

オフロード四駆定番のジープブランドで、オン・オフを両立させた上で、溢れるパワーと高い質感を加え、さらに3列ベンチシートを備えた最新モデルがジープ・コマンダーだ。そのルーツは7人乗りの1946年型ウィリス・ステーションワゴンまで遡る。

コマンダーのサイズは、4795×1900×1830mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2780mm。同じジープブランドのグランド・チェロキーが、4760×1880×1750mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2780mmなので、実は共通のプラットホームで、コマンダーの方が各々数十mmずつ大きいだけのほとんど同サイズ。しかし見た感じは、一回り大きく見える。これは立てられたAピラーやバックドア、少ないタンブルフォーム(立てられたサイドガラス)、直線基調のボディデザインによる。そのため見切りは意外によく、大柄なボディにも関わらず運転もしやすい。そのデザインは、ジープブランドらしい武骨なテイストだ。

直線基調の大きく見える武骨なデザイン。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます