デザインと品質とブランドと
インテリアでは、下部が直線のRS 4バッジの付いたRSスポーツステアリング、サイドサポートの強いRSバケットシート、カーボンパネルがエクスクルーシブな雰囲気を演出。トランスミッションはS4の6速ティプトロニックATに対して、RS 4は6速MTのみ!インテリアでは、下部が直線のRS 4バッジの付いたRSスポーツステアリング、サイドサポートの強いRSバケットシート、カーボンパネルがエクスクルーシブな雰囲気。トランスミッションは6速MTのみ! |
このRS 4は990万円、ワゴンであるRS 4アバントは1,008万円と高価ながら、6月28日に販売を開始以来1ヶ月あまりで、2006年度の日本での販売予定台数の100台を既に完売!アウディ ジャパンは本国本社に増産を要請したという。
装備を充実させたA8も同時展示。この角度から見ると、プランヴュー(平面図)での、フロント左右方向のカーブがよく分かる。 |
また同時展示のA8は装備を充実。リアビューカメラ付き アウディ パーキング システム(APS)を標準装備。さらにデンマークのオーディオシステム「バング&オルフセン アドバンスド サウンド システム」が装備されたが、これはカーオーディオとしては世界初。B&O(バング&オルフセン)は高音質のみならず、そのシンプルで美しいデザインが定評のブランド。貧乏な学生時代、美大の同級生がその美しいデザインに惹かれ、非常に高価にもかかわらず、バイトをして購入したのを思い出す(その彼は、現在トヨタのカーデザイナー)。MoMA(ニューヨーク近代美術館)にも、今までに18台ものB&Oの製品が、永久保存デザインコレクションに選ばれている。
リアビューカメラ付き アウディ パーキング システム(APS)と「バング&オルフセン アドバンスド サウンド システム」が新たに装備されたA8。 |
「価格の前に、デザインと品質にこだわる人のために」とは、1964年に発売されたB&Oのラジオ「Beomaster 900」のキャッチフレーズだが、今回装備されたアウディにも、それはそのままあてはまる言葉だろう。そしてこの「Audi MUSIC meets ART」のような文化的なイベントを続けることで、アウディのブランド力はさらに高まっていくのだ。
ロングボディのA8 12cylinderは、後席もまるで自分の部屋に居るかのように心地よい。 |
(写真・文 松本明彦)
<関連リンク>
・パワードスーツ! アウディS4
・全天候型エクスプレスと最高のサービス アウディ A8 L 6.0 quattro
・アウディの情報
・S/RSモデル
・バング&オルフセン
※記事の更新や、本文では書けない「ステイタスカー」の内緒話やこぼれ話、情報を満載したコラムを、メルマガにてお知らせします。只今メルマガ限定の「『ステイタスカー』撮影術」も連載中。
ご登録はこちらからどうぞ。