Audi MUSIC meets ARTでRS 4

箱で速い

アウディ　ジャパン特別協賛、TOKYO FM/箱根彫刻の森美術館主催の「Audi MUSIC meets ART（アウディ・ミュージック・ミーツ・アート）」が、今年も8月5日、6日、箱根彫刻の森で開かれた。


7年目となる今年は、サックス奏者の太田　剣（おおた　けん）とジャズ　ヴォーカリスト界の新星、安富祖　貴子（あふそ　たかこ）が出演。各日400組800名、合計800組1600名の招待客は、真夏の夕暮れ、アート作品に囲まれながら芝生の上でジャズを堪能する、という至福の時に恵まれた。


同時に展示されていたのが、アウディの最新モデル。特に注目は新型アウディRS 4。先日紹介のハイパフォーマンスモデルS4をベースに、さらに高性能化を図ったモデルだ。V8 4.2L 型式BNSのエンジンは、実に最高出力420ps、最大トルク43.8Kgmを発揮。ライバルのメルセデスC55 AMGやBMW M3以上のスペックを誇る。フルタイム4WDシステム「クアトロ」は、通常時「フロント40:リア60」の“非対称/ダイナミックトルク配分”により、トルク重視のエンジン特性を最大限に活かす。


ボディサイズは4585×1830×1420mm（全長×全幅×全高）とA4より60mm、幅広のS4よりさらに50mm幅が広げられ、グラマラスなフェンダーが目立つ。さらにハニカムのシングルフレームグリル、下に伸ばされたリップスポイラー、フロントオーバーハング部のスリット、2本ステーのマットアルミ調のドアミラー、マット調のサイドウィンドウモールディング、リアスポイラー、255/35R 19の幅広タイヤ、7アーム　ダブルスポークアルミホイール、赤いRS 4バッジなどが、RS 4の特徴となる。決して華美ではないが、控えめながら存在感のある演出は、RS 4の凄みを際立たせる。一見通常の箱のセダンで、スーパースポーツを追い抜いていくのは、さぞ気持ちいいことだろう。