スペシャリティな装いの最強最速ワゴン、RS6アバント

RS6アバント
S6アバントをベースとし、アウディの子会社クワトロGmbHが作り出すスペシャリティモデル、RS6アバント

東京から空路ミュンヘンへ。空港から40分ぐらい。アウディのヘッドクォーターがあるインゴルシュタットで午前中、とても“有意義”な時間を過ごした(その様子は別途、紹介する機会もあるだろう)我々は、その日のうちにチャーター機にて南フランスのポール・リカールサーキットへと向かった。昨年のフランクフルトショーに登場し、東京モーターショーにもやってきたアウディRS6に試乗するためだ。
RS6アバント
ボディサイズは全長4928mm×全幅1889mm×全高1460mm、ホイールベース2846mm。ラゲージ容量は最大1660Lをもつ

ショーで見たときからとっても気になっていたモデルである。アウディ市販量産モデルで史上最強(初のオーバー500ps)となる580psV10直噴ツインターボエンジン(つまりはこいつもTFSIなのだ)や、'80年代のクワトロスポーツを彷彿とさせる物々しいフレアフェンダー仕立て、そして何よりもこれだけの強力スペックをもつモデルがアバントであるということ、etc.。ハイスペックモデルが大好物のボクには、正に“よだれモノ”の存在なのだった。

量産メーカーのモデルとしては、世界最強最速のワゴンである。アウディのアバントはハッチバック以上ステーションワゴン以下という、どちらかといえばスペシャリティな装いのモデル(そういう意味では今回のRS6も、かのスポーツクワトロ直系であろう)という位置付けだが、それでもワゴン最速という勲章に文句はない。開発から生産まで、クワトロGmbHが行う。

ライバルは、もちろん、BMWM5ツーリングとM・ベンツE63TAMG。現地価格10万6900ユーロというから、ほとんどスーパーカーのR8並だ。
RS6アバント
テップトロニック付き6ATを搭載、クワトロシステムと呼ばれる4WDも採用される


サーキットでの実力は次ページ