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伝統&最新技術のジャガーXJが200万円台(2ページ目)

高級車ほど値落ちが激しいという今の中古車市場。伝統的なスタイルが魅力のジャガーXJもその例外ではありません。特に中古車なら、色あせない伝統の味を持つXJは、かなり魅力的!?

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

革新的な最新技術を手に入れた、伝統的スタイル

ジャガーXJ  インパネ
ウッドパネルと本革がふんだんに使われたインテリアは、まさにゴージャス。シルバーの加飾との相性も良いです。またドライビングポジションを取りやすいよう、ペダル位置まで調整できるなど、きめ細かな配慮も素敵
オールアルミニウムボディという革新的な技術は「航空宇宙産業の最先端技術を活用した」と言います。それにより、旧々型比で40%の軽量化と60%の剛性アップを果たしています。さらにはエアサスペンションと、乗り心地をコントロールするCATSが全車に標準装備。これらのおかげで、他のどの車とも違う、XJだけの高級感のあるフラットライドな、快適な乗り心地になっています。

運転席に座れば、その高級感がどうやっても日本車には真似が出来ないということがよく分かるはずです。長年高級車を作り続けてきた同社だからこそ、なせる技。本革シートやウッドパネルはその仕上げもセンスも、ため息が漏れるものばかり。また最近のジャガー車によく採用されているダイヤル式シフトセレクターではなく、シフトは伝統のJ字型シフトゲートです。

もちろん、高級車に必要なのは高級素材だけではありません。車間距離警告機能付きクルーズコントロール、横すべり防止のDSC、サイドを引いたりペダルを踏む必要のないエレクトロニック・パーキングブレーキ、左右独立エアコン、前後席シートヒーター、16ウェイパワーシート(前席)、エアコンやオーディオ、DVDナビをタッチパネルで操作できるワイド液晶ディスプレイ、また上級グレードには320Wジャガー・プレミアム・サウンド・システムが奢られるなど、快適&安全装備も充実しています。

ジャガーXJ  シート
スーパーV8には後席マルチメディアシステムが標準装備。フロントと独立して後席でオーディオ、テレビ、ビデオなどが楽しめます。リアシート用の6.5インチディスプレイや専用ヘッドフォンが備わります
そんな高級車XJの最安値は、2004年式/6.5万km/修復歴なしのXJ8 3.5、198万円。新車時は895万円ですから約700万円も値落ちしています。値落ち額だけでみたら、新車時1360万円もした2004年式XJ スーパーV8が、10.3万kmですが修復歴なしで228万円と、実に1100万円以上落ちています。走行距離で選ぶならV6の3Lモデル(XJ6)、値落ちで選ぶならV8のスーパーチャージド、その中間がV8の3.5L(XJ8)といった具合です。

みなさんは、車がフルモデルチェンジする際「前の車の形で、中身だけ最新にしてくれないかな」と思った経験がありませんか。その意味では、このXJはまさに「そうしてくれた」貴重な一台です。伝統的な味のあるスタイルを持ちつつも、中身はかなり革新的。そして、幸せな結婚を果たした今は、もう望むべくもないことになりました。前述の通りどんな基準で選ぶにせよ、200万円台で十分狙えます。国産セダンの中古車や、ミニバンの新車を考えるなら、ジャガーXJの中古車をオススメします。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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カーセンサーnet
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