今こそ100万円以下の旧型オデッセイ！(2ページ目)

100万円以下の旧型オデッセイは今がまさに旬だ！

フルフラットになる2列＆3列目シート。普段3列目を畳んでいても、その積載量は十分すぎるほどでしょう。これなら家電量販店などに何でも買いに行ける？

100万円以下の旧型オデッセイは確かに昨年早々からタマとしては出回っていました。しかしそのほとんどが走行距離が10万km近くといったものでした。

ところが最近、5万km未満の中古車も100万円以下でちらほら見つかるようになってきたのです。例えば先述の58台のなかで4台が3～4万km台です。年式は03年か04年の初期型であることは仕方がないとして、グレードはすべて、装備がそこそこ充実した売れ筋のMです。全車HDDナビ付き。バックモニターも付いています。

なぜこのようなおいしい中古車が100万円を切ってきたのか？ それは新型への乗り替え需要で、旧型が一気に中古車市場にあふれてきたからです。上記の4台より年式の新しいモデルも当然たくさんありますから、年式の分、値段が下がってきているというわけです。

実に巧みなパッケージングで、3列目でも大人が座れます。特に燃料タンクを2列目シート下に上手く配しているのは、先代フィットから続くホンダのお家芸

ここ3カ月の平均値落ち額を見てみても、旧型は約15万円下がっています。先の4台だけでなく、これから少しずつ5万km未満の旧型が現れてくるでしょう。とはいえ、乗り替え需要が一段落した今、このように順調に値落ちしていくかというと、私は少々疑問です。いずれ底値をうってしばらく停滞期を迎えるのではないでしょうか。

だからこそ今からウオッチして、お気に入りが出てきたら即行動、というわけなのです。

「いいクルマが好きだ。男ですから」とジョージ・クルーニーが決めるCMは、見た目がさほど変わらない旧型モデルのオーナーでも同じように吐けるセリフです。それを新車時の半額以下である100万円で買ったら、さらに「しかも賢いですから」と付け加えたくなるかもしれません。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。一度、探してみててはいかがでしょう。

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