短いデメリットを感じさせない乗り心地は立派

リヤのデザインはR2とは違う印象に仕上げられている。リヤゲートは軽量な樹脂製だ
R1はR2の姉妹車というか、2ドアと4ドアというような関係にあるクルマですが、R2に比べるとR1は相当に思い切った作りがなされています。軽自動車といえば、制約を受けているサイズをいっぱいに使って少しでも広い空間を作ろうとするのですが、R2が割り切った以上にR1ではサイズを使い切ることなく、小さいことに意味のあるクルマを作っています。これには相当な思い切りが必要だったでしょう。

サイズばかりでなくデザインもR2と同様に個性を強く打ち出したものですし、ドライバーが一人で乗ることを前提にした居住空間とラゲッジスペースのユーティリティもまたこれまでにないものです。性能的には、自然吸気のDOHCエンジンを搭載するだけなので、加給器付きエンジンほどの動力性能はありませんが、わずか800kgほどのボディですから、40kWのエンジンでも十分な実力を感じさせます。

R2に比べて全長とホイールベースを切り詰めていますが、これは走りや乗り心地にもいろいろな悪影響を与える部分がるはずです。ですが、意外に直進性の悪さやピッチングなどを感じないで走らせることができたのは、かなり入念な作り込みがなされたのでしょう。


R1のインテリアは全車が赤と黒の組み合わせになる。写真はオプションのアルカンターラ仕様
それと同時に環境性能が高い点も注目されるところです。低排出ガス仕様として★★★を獲得すると同時に、平成22年基準に対して+5%の燃費性能も獲得しています。これによってグリーン税制の適用が受けられます。燃費に関しては24km/Lですから、フィットをも上回る好燃費です。これを燃費スペシャルではない普通のモデルで実現したのが凄いところです。

装備や仕様などの面で相当におごられていることもあって、価格ちょっと高めの126万円の設定。多少のオプションを装着して130万円台あたりで買う人が多いと思いますが、これだとフィットなどの1.3Lクラスのコンパクトカー変わらない価格になってしまいます。軽自動車にこれだけのお金を払ってくれる余裕のあるユーザーがどれだけいるかも興味がもたれます。

そんなこともあって販売目標台数は月に500台とかなり控えめですが、うまくニーズにはまると月に1000台くらいのペースで売れてもおかしくないクルマだと思います。

関連サイト
All About車種別サイトスバルR1・スバルR2
スバルオフィシャルサイトR1スペシャルコンテンツ


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