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チャイルドシートの衝突安全試験が実施されました チャイルドシートアセスメント(2ページ目)

国土交通省が安全対策の一つとして自動車事故対策センターと協力し、新たにチャイルドシートの『安全性能評価試験』を実施。その実験結果をチャイルドシートアセスメントとして公開しました。

執筆者:森山 みずほ

★テストの仕方は?

ちなみに、この評価試験の特徴は、すでにお話しているように、製品間の安全性の差を明確にするために、安全基準よりも厳しい条件下でテストされているということ。私も先日、この評価の模様を見てきました。

具体的には衝突試験においては、安全基準で用いられている衝突速度よりも1割高い55KM/hで、また試験には実車のエスティマのシートを使用しています。さらに『使用性評価試験』という項目もあり、これは今、最も大きな問題でもある誤使用対策に関するもの。取扱説明書の表示から始まり、取付性や装着性など、実際の使用状況を想定した評価が専門家によってチェックされています。(この使用評価試験では、テストの透明性及び中立性を確保する観点から自動車研究所、自動車事故対策センターの職員、そしてJAFからも専門家が加わり、評価する仕組みに)

テストされるチャイルドシートは、、国が定める基準をクリアしている27型式と米国及び欧州の基準をクリアしている5型式です。(ただし乳児用と幼児様子見る兼用しているタイプもあるので、総数は41製品となってます)


気になる詳しい評価の方法などは、また次回お伝えしたいと思います。

<関連サイト>
チャイルドシートアセスメント
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