ボディサイズは4910×1860×1465mmで、背は低めだが、長さや幅はこのクラスの最大級。おかげで室内はとにかく広々している。シートは日本仕様はすべてレザー。座り心地はそんなにソフトではないが、サイズが大きいので包み込まれるような感触。リアは高さがあるので姿勢が楽だし、シートの角度がいい。座面のチルトと背もたれのリクラインがスイッチひとつでできる「ラウンジパッケージ」にいたっては、降りたくなくなってしまうほど快適だ。
ほかに室内で目につくのは、4枚のドアすべてにつくポケット。上下にスライドするリッドつきだが、そのリッドがかつてのCXのドアポケットと同じ半月型なのだ。ラゲッジスペースは容量は平均的だが、リアウインドーをインバースさせたおかげでリッドの開口部は予想以上に広く、とくに奥の荷物の出し入れがしやすかった。「ラウンジパッケージ」を選ばない場合はトランクスルー機構がつくが、自分ならそれをキャンセルしてでもあのリアシートをとる。
ボディカラーはガンメタリック、サンドベージュ、チョコレート、ブラック、モスグリーン、ダークブルー、ブルーグレーの7色で、内装色はダークブルーとブルーグレーがブラックレザー、それ以外はベージュレザーになる。実車を見た印象では、ブラック、チョコレート、ブルーグレーといったダークなカラーが似合うような気がした。
シトロエンC6に乗る・2に続く
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