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なごみ系フランス車でも初めて見るクルマはあった。たとえばこのシムカ1300。リアエンジンのシムカ1000のひとクラス上として1963年に登場したモデルで、こちらはフロントエンジンのリアドライブ。シムカはもともとフィアットのノックダウン生産から始まったが、その影響か、デザインは同じ時代のフィアット124あたりに似ている。
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なごみ系とはいえないかもしれないが、大阪市や茅ヶ崎市などで使われているルノーの商用車マスターをベースとしたミニバスがきていたのも驚きだった。徳島のルノーディーラー、ネクストワンが持ち込んだもの。会場巡回バスと間違えた人がいたとかいないとか。
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もう1台、希少車を紹介。ジムカーナ挑戦中のシトロエン・ヴィザGT。プジョーと合併直後のシトロエンが104のプラットフォームを使って1978年に発表したのがヴィザで、GTはもちろんスポーツモデル。オーナーの方、その名にふさわしいアグレッシブなドライビングを見せてくれた。