ルノー/その他のルノー車

ニューモデル速報 新型クリオ、デビュー!(2ページ目)

1990年に初代がデビュー。98年に2代目が登場したルノー・クリオ(日本名ルーテシア)がモデルチェンジした。さっそく内容を紹介していこう。

執筆者:森口 将之

トランスミッションは、MTは5速のほか、2リッターとdCi・105psには6速を用意。1.2リッターとdCi・85psに設定される2ペダルMT(クイックシフトとは呼ばれていない)は、モデュスに続いてステアリングにパドルがつく。4速ATは1.6と2リッターにつく予定。こうして見てくると、2リッターはスポーティ&プレミアム指向のモデルだということが予想できる。



プラットフォームはルノー・日産共同開発のBプラットフォームを採用。すでに日産ではマーチやキューブなどに使われているもので、ルノーがこれを用いるのはモデュスに続いて2台目だ。サスペンションはフロントがサブフレームに取り付けられるマクファーソンストラット、リアがトーションビームで、同じ形式のメガーヌのノウハウを導入したという。ブレーキは1.6/2リッターとdCi・105psでは4輪ディスク。ホイールは15インチと16インチを使い分けている。



もちろん安全性にも力を入れている。ESPはメガーヌと同じ、アンダーステアコントロールロジックを組み込んだボッシュの最新バージョン。エアバッグは、3ドアではメガーヌ3ドアと同じアンチサブマリンエアバッグを含めて8個。5ドアはそれの代わりに、フロントシートにダブルプリテンショナーが装備される。子供の安全性にも熱心なルノーらしく、リアシート中央席用として、6~10歳の子供用ヘッドレストをオプションで用意した。



デザインについては写真を見てもらったほうが早いだろう。さすがにルノーのベストセラーだけあって、メガーヌのような大胆な変身はなく、VWゴルフやBMW3シリーズを思わせるキープコンセプトでまとめられている。ただ、スポーティかつダイナミックになった(206の影響か?)のはたしかで、ルノースポール・バージョンが似合うスタイリングといえるかもしれない。

リンク
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