プジョー/プジョー

パリモーターショー・レポート3 プジョーのブースは1007だらけ(2ページ目)

プジョーはパリショーの主役に、電動スライドドア装備の革新的なコンパクトカー、1007を登場させた。展示車、見学者の数ともに、他のニューモデルをしのいでいた。

執筆者:森口 将之



インテリアは社内デザイン。アナログ式メーターをドライバーの前に置くなど、シトロエンC4やルノー・モデュスよりコンサバだが、代わりにインパネ上面やルーバー周辺、サイドトリム、シートの一部を12色から選べる「カメレオ」コンセプトがアクセントをつけている。「カメレオ・キット」と呼ばれる色のついた部分は、工具なしで簡単に取り換えることができるという。季節に合わせて衣替え、なんてことも楽しめそうだ。



高めのフロントシートは、サイドの張り出しがけっこう大きめだが、スライドドアのおかげで乗り降りは楽。シートの作りは206より上で、しっかりしていた。2分割のリアは、230mmも前後スライドでき、高めのルーフのおかげもあってC2よりも広い。もちろん折り畳みも可能で、助手席の背もたれも前に倒せる。容量は178リットルから364リットルまで拡大できるという。



エンジンはガソリンが1.4リッターと1.6リッター、ディーゼルターボが直噴コモンレール式の1.4HDiと3タイプ用意される。トランスミッションは5速MTのほか、センソドライブのプジョー版といっていい2トロニックも用意。HDiが5速MT、1.6が2トロニックのみで、ガソリン1.4は両方選べる。
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