シトロエン/シトロエン

パリサロン直前情報・シトロエン オープンのC3と2+2クーペ(2ページ目)

シトロエンはパリサロンで、C3をベースとしたオープンモデル、プリュリエルの市販型と、2+2クーペのC-エアドリームを世界初公開する。現時点で分かる情報をお届けしよう。

執筆者:森口 将之

デザインはC3セダンとは微妙に違う。フロントグリルはなく、ヘッドランプは縦長だ。フェンダーの張り出しは控えめ。リアはコンビランプがウエストラインの下に降りてきた。リアウインドー下にCITROENの文字を並べる手法は70年代の2CVそのままだ。サイズは全長3.93m、全幅1.69m、全高1.55mと少しだけ大きい。ボディカラーは8色、サイドのフレームはボディカラーに合わせて2色が組み合わせられるようだ。


室内はダッシュボードのデザインはC3セダンと共通だが、シートやドアトリムは独自の造形が与えられている。リアシートが3人掛けでなく2人掛けとなっていることも特徴で、前に倒せるシートバックは5:5に分割されている。トランクリッドは昔のミニと同じ下ヒンジで開く。開けたときにはベンチとしても使えるようだ。


エンジンは1.4リッターSOHC8バルブと1.6リッターDOHC16バルブの2つの直列4気筒ガソリン。まもなく日本で発売されるC3セダンと同じラインナップだ。トランスミッションは1.4は5速マニュアルだが、1.6はセンソドライブと呼ばれる新開発の2ペダル式5速MTとなっている。このセンソドライブも、日本仕様の1.6に設定されるものだ。
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