インテリアも小変更された。2トーンカラーの内装色が用意され、インストパネルや計器類のデザインも変えられている。
エンジンラインナップでは、150psを発揮する1.9JTD16Vマルチジェットがニュー147の主役になるが、日本市場への投入はまず考えられない。ガソリンユニットでは、1.6ツインスパークが105psと120psの2種類用意され、その上に2.0ツインスパークを設定する。JTSエンジンの搭載はクルマの性格を考慮し見送られた。
また、セレスピードも完全進化を果たした。より一層、ドライバーの直感に従って操作できるようになり、セレクターレバーもフツウのATレバーのようにポジション(D、N、R)を明確にしたものになった。また、オートマチックにはコンフォートとスポーツの異なる制御モードが設定されている。
また、より乗り心地を高めたコンフォートパッケージなるサスペンション仕様が用意されるようだ。コンパクトカークラスのプレミアム感が高まる中、アルファロメオも従来の元気良さ一点張りでは通用しなくなってきた、というのがよく分かるマイナーチェンジだといえるだろう。