でも、金利が高いのでは…?
支払いが自由にできると、どんなことに注意する?
この自由支払い型のオートローン、手数料
の計算方式が銀行などの金融機関と同じ残債方式です。つまり、残っている元本に金利を掛けて利息計算を行ない、利息を徴収する方式のこと。リボルビング払いとほぼ同じ方式です。リボルビングは支払いが終わるまで常に一定の額を支払い続けるので、金利負担が大きくなりがちです。でも自由払いでは、途中で多く返せるなど支払い金額を調整できるので、金利の負担を少なくする支払い方も可能なため、リボルビング払いの欠点がカバーされ手います。
金利は6%ほどから。ディーラーローンなどよりはやや高めかもしれません。ですが、ボーナス払いをして金利負担を減らす返済をしたいけれど、ボーナスがきちんと出るかどうか不安だ、という人には便利なローンでしょう。
収入が安定していて数年心配ない、という方は、金利を含めた総支払額を比較してみて、どちらが無理なくお徳かを考えながら、通常のローンにするか、自由返済型を選ぶかを選択するといいでしょう。
便利な支払、デメリットは?
けれども、お金を分割で支払っていくローンを利用するわけですから、デメリットも幾つかあります。
まず、自由だからといって返済がルーズになることがあります。自分で計画を立てて返済できない人には向かないかもしれません。また、返済の遅れがあると、一番の魅力の「支払い方法を自由に変えられる」ということができなくなります。通常のリボルビング払いと同じようになってしまいます。
このオートローンは、車を購入時に販売店を通して利用できます。また、対象は新車だけではなく、中古車、自動車購入に付帯する諸費用、オプションまでもが対象になっています。便利なローンができているだけに、上手に利用して快適な生活を送りたいですね。