アルファロメオ/アルファロメオ

待望のGTAにあわせて新型156も輸入開始 156マイナーチェンジモデル(2ページ目)

フィアットオートジャパンは本国においてマイナーチェンジ済みの156シリーズを導入すると発表した。まずはセダンのMTモデルのみ輸入される。

執筆者:西川 淳

まず、2lモデルですが、正式名を2.0JTSといいます。すでに本サイトでもお知らせしたとおり、JTSはアルファ伝統のツインスパークモデルではありません。燃費や環境性能とパワーを両立したフィアットグループの新世代ユニット、直噴エンジンなのです。

JTSとはジェット・スラスト・ストイキオメトリックのイニシャルです。

現地で乗った感じでいうと、明らかに低速での扱いやすさが増し、パワーも上がっています。ただし、俊敏に回るという印象は若干薄れました。

2.5lモデルに大きなパワーユニットの変更はありません。

両グレードに共通するニュースとしては、ボディ同色ミラーやバンパー、新デザインのアルミホイール、VDCを始めとする電子制御車両安定装置、新デザインのインパネ、デジタル表示式マルチファンクションディスプレイ、デュアルゾーン式フルオートエアコン、専用チューニングのボーズサウンドシステム、10連奏CDチェンジャー、などが挙げられます。

ボディカラーは全部で9色。メタリックは6.5万円高、ヌヴォラブルーは27万円高。インテリアカラーは標準装備のファブリックがダークグレーで、オプションのスポーツシート(18万円高)はブラックです。

2.0JTSにはラグジュアリーパックと称する、スポーツレザーシートやヘッドライトウォッシャー、オドセンサー、レインセンサーを装備することも可能です(21万円)。

発売開始時期は7月20日。同日から正規代理店にてフェアが開催される予定です。

個人的には、一番安い2Lの左ハンドルモデルに注目しています。
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