
ランチアの一番新しいモデルは、新たなフラッグシップとなるテシス。まだ写真でしか見たことがなかったのだが、正直なところを言うと実物を見るまではさほど期待はしていなかった。写真で見た限りスタイルがあまりにも野暮ったくて、とてもイタリア車とは思えなかったのだ。

もうちょっとわかりやすく説明すると、バックミラーにこのクルマが写ったら、躊躇なく道を譲ってしまいたくなるほどの存在感があるように感じた。
ウィンドウ越しの写真でわかりづらいかもしれないが、内装はいたってシンプルな印象を受けた。


ノーマルイプシロンとは内装の仕上げが異なる。アルカンタラのシートはツートンカラーとなり、ダッシュ周りにもアルカンタラが使われている。小さな高級車と言われているだけあって、プントや147とも違うエレガントな仕上がりになっている。
