特にパンダカップやプントカップには、サーキット走行用にモディファイされた“マシン”が大挙してエントリーしていて、本番レースでは白熱のバトルを展開します。このあたりは、単なるお遊びイベントの領域をはるかに越えた“真剣勝負”の世界なのです。
参加車両の中では比較的大柄でハイパワーなクーペフィアットなどは、狭いコースに力をもてあまし気味。それでもアクセルを緩めることなく、ターボパワー全開でしのぎを削るシーンは圧巻。
レースイベントに参加するクルマだけでなく、観戦する人々も当然イタリア車でやってくる人が多く、駐車場はまるでイタリア車の博覧会のようです。珍しいフィアットのジープ、カンパニョーロまで姿を見せてくれました。
オフ会のようなクラブミーティングを便乗開催しているケースも多く、同じクルマが居並ぶ様はイタリア車ファンにはたまらないもの。パーツやグッズを販売するバザーコーナーも設けられていて、まさに1日ビバイタリアなイベントです。来年は是非、みなさんも参加してみて下さい。
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