室内に目を移せば、まるで日本車のように装備が充実している。
フィアット自慢の情報通信システム“CONNECT”を初め、各座席ごとに適正な温度調整が行えるマルチゾーンオートエアコン、ステアリングギアレシオが連続的に変化するヴァリオステア、そしてレーダークルーズコントロールなど、これまでのイタリア車では考えられないほどの電脳化を果たした。
走りの面でもハイテク化は進んでいる。ESP(コーナーでのダイナミックスタビリティ)、ASR(加速時のホイールスリップ制御)、MSR(減速時のブレーキ力制御)、EBD付きABSなど、これまでのフィアットやアルファロメオに採用されてきた電子制御技術が全て標準で採用される。
さらに、EPB(全自動パーキングブレーキ)を新採用したのも注目したい。