
ミッレミリアに限ったことではありません。モータースポーツだってそうです。そのまま持ち込もうとするから成功しない。そして何の方策もないままに、海外の状況をうらやむ。日本の現状、日本人の考え方を嘆く。これじゃ、本当の文化は育ちませんね。

ミッレミリアの陽と陰。実際に見て、初めて分かる実感でした。
クラシックカーの一大イベントであるミッレミリアが今年も開催された。5月17日の夜にブレシアをスタート。ローマで折り返して19日の深夜に再びブレシアに戻ってくる公道を使ったタイムトライアルだ。ミッレミリアとは、1000マイルの意。つまり、戦前戦後の貴重なクラシックカーが1600kmもの行程をほぼ2日間で走りきるという過酷なものである。