輸入車/注目の輸入車試乗レポート

ロータス エリーゼの2011年モデルが発売(2ページ目)

英ロータスカーズの日本正規輸入代理店であるエルシーアイより、ロータス エリーゼの2011年モデルが発売された。フロントマスクやエンジンラインアップが一新され、より現代的にアップデートを遂げている。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

新開発の1ZR-FAE型1.6Lエンジン搭載

エンジンの変更にともないカバーのデザインも変更。ガソリンエンジンの高性能スポーツカーとして世界最低水準のCO2 排出量を誇る
また、トヨタから供給を受けるパワートレインについて、エントリーモデルの「エリーゼ」に、新開発の1ZR-FAE型エンジンが与えられています。この新しいエンジンは、従来のエントリーモデルより200cc小さい1.6Lの排気量を持ち、バルブマチックシステム(可変バルブリフト機構)とデュアルVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)を採用。組み合されるトランスミッションも、従来の5速MTから6速MTに変更されています。

滑らかなボディデザインとともに、エアロダイナミクスも改善され、空気抵抗係数が4%ダウン
燃費については、100km走行当たりの燃料消費量は6.14Lで、計算すると約16.3km/Lと、従来のエリーゼS比で23%向上し、CO2排出量も13%以上削減されているとのことで、高い環境性能もアピールポイントです。ちなみに同エントリーモデルのグレード名が、従来の「エリーゼS」から「エリーゼ」に変更されています。

インテリアに大きな変更はない。独自のProBaxテクノロジーを採用したシートは、座り心地の良さだけでなく、背骨の自然な湾曲を維持して体内の血流を促進するという効果があり、反射能力や敏捷性を増やして、疲労を感じにくくさせるという医学的なメリットももたらすという。同テクノロジーを採用以前の従来品に対して最大で13%の血流量の増加を確認しているとのこと
■2011年モデル エントリーレベルのロータス エリーゼに対する追加変更点(※プレスリリースより抜粋)
・エンジンの性能と効率を最大化する、バルブマチックとデュアルVVT-iを組み込んだ新開発1ZR-FAE型1.6Lエンジン
・CO2 排出量155g/km以下(2010 年モデルのエリーゼSから13%以上改善)
・複合燃費 6.14L/100km
・新型クロスレシオ6速ギアボックス
・ツーリングパックの一部としてクルーズコントロールを提供

「信じられないほど軽い」という鍛造ホイールと新しい鋳造ホイールの、2 種類の美しく軽いホイールを用意。ブレーキは、フロントがAPレーシング製、リアがブレンボ製のブレーキキャリパーを搭載。282mm 径の鋳鉄製クロスドリルドベンチレーテッドディスクが組み合わされる

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