新開発の1ZR-FAE型1.6Lエンジン搭載
また、トヨタから供給を受けるパワートレインについて、エントリーモデルの「エリーゼ」に、新開発の1ZR-FAE型エンジンが与えられています。この新しいエンジンは、従来のエントリーモデルより200cc小さい1.6Lの排気量を持ち、バルブマチックシステム(可変バルブリフト機構)とデュアルVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)を採用。組み合されるトランスミッションも、従来の5速MTから6速MTに変更されています。
燃費については、100km走行当たりの燃料消費量は6.14Lで、計算すると約16.3km/Lと、従来のエリーゼS比で23%向上し、CO2排出量も13%以上削減されているとのことで、高い環境性能もアピールポイントです。ちなみに同エントリーモデルのグレード名が、従来の「エリーゼS」から「エリーゼ」に変更されています。
■2011年モデル エントリーレベルのロータス エリーゼに対する追加変更点(※プレスリリースより抜粋)
・エンジンの性能と効率を最大化する、バルブマチックとデュアルVVT-iを組み込んだ新開発1ZR-FAE型1.6Lエンジン
・CO2 排出量155g/km以下(2010 年モデルのエリーゼSから13%以上改善)
・複合燃費 6.14L/100km
・新型クロスレシオ6速ギアボックス
・ツーリングパックの一部としてクルーズコントロールを提供
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