実質的な値下げ!?
エンジン自体のフィーリングについても、従来よりも若干パワフルになっているように感じられました。体感される感覚としては、どこまでがエンジンでどこからがATの進化なのかわかりかねる部分もあるのですが、とにかく従来に比べて「元気」な印象になっています。
というわけで、1年間、6速ATを待っていた人は、待った甲斐があったといえるのではないかと思います。それでいて価格は、「プレミアム」が従来から据え置きの420万円、「グリフ」が5万円アップの460万円となっています。しかもプレミアムでは、レザーシートが与えられ、ホイールが16インチからグリフと同じ17インチ仕様に変更されています。グリフの装備に変更はなく、シートやドア内張りだけでなく、ダッシュボードまでもレザーの張られた「インテグラルレザー仕様」となっています。エンジン、トランスミッションが大きく進化しているので、これは実質的な値下げと捉えていいのではと思います。とくにプレミアムのほうは大幅値下げといえるでしょう。