マセラティ初の4シーター・オープンカー(2ページ目)

4シーターのオープンモデルながらスポーティな雰囲気を微塵も損ねていないあたりはさすが
グランカブリオは、1950年に登場した「A6Gフルア・スパイダー」に始まるマセラティ・オープンモデルの伝統を継承するモデル。輝かしい名車の歴史に名を連ねることになると同時に、グランカブリオは、今までモデナのマセラティの工場で一度も生産されることがなかった4シーター・オープンカーモデルという新たなページを開く存在でもあるのです。

実はガイドもマセラティ車に久しく乗っていないのですが、かつてマセラティ車に触れて味わった妖艶な世界は、やはり独特なものがありました。このグランカブリオも、そうした雰囲気を身につけていることに違いないでしょう。

この価格帯のスポーティカーというと、日本ではポルシェが強いわけですが、ちょっと外した選択肢として、マセラティというのも大いにアリではないでしょうか。また、かつてのように頻繁に壊れて困るなんていうことも、今ではそれほどではなくなっていることと思います。

グランカブリオの市場投入は、2009年末から欧州を皮切りに、日本での発表は2010年春頃になる予定とのことです。


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