アグレッシブさを増したスタイリング
価格は267万8000円。標準モデルの「20S」に対し53万8000円高にすぎず、インプレッサWRX STIよりも100万円あまり安い |
今やマツダの全生産台数の3分の1を占めるまでの基幹的車種に成長したアクセラがフルモデルチェンジしました。そのアクセラをベースに、数々の専用パーツを与え、スポーティに仕立てたマツダスピードアクセラは、初代アクセラのマイナーチェンジ時に発売され、今回の2代目はベースモデルと同時デビューとなりました。ここでは、アクセラのもうひとつの顔である、「マツダスピードアクセラ」の、スポーツカーとしての素性に迫りたいと思います。
標準モデルと同じく、シャシーやパワートレインは基本的に初代モデルをキャリーオーバー。従来と同スペックの2.3Lターボエンジンに、従来よりもギア比を高速化した6速MTが組み合わされます。足まわりももちろん専用にチューニングされ、ボディにもベース車に対し専用の補強が施されています。
エクステリアはご覧のとおり、アグレッシブさが増しています。標準モデルに比べると、ボンネットに備わるインタークーラー冷却用のエアインテークがまず大きな違い。
さらに、フロントバンパー&グリルやリアにはフローティングタイプのルーフスポイラー、2本出しのマフラーなどが備わり、足元には専用18インチアルミホイールと225/40R18サイズのタイヤが与えられています。あまり子供っぽく見えないところも好印象です。
ブラック基調に赤のアクセントを効かせたインテリアは、ロゴ入りのメーターも赤照明となっています。
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