ドアやハッチゲートもアルミ化!?
Z34では軽量化にもかなり力を入れているようです。ちなみに、すでにZ34を映した海外の某媒体の映像の中で、ボディパネルに磁石をあてがうシーンがあるのですが、ボンネットフードだけでなく、左右ドアやハッチゲートに磁石がくっつかなかった模様。つまり、それらの部位はアルミ化されているわけです。ただ、アルミを多用すると価格の上昇が気になるところではありますが……
また、先代Z33の特徴のひとつであるリアタワーバーは、見た目にもカッコよく、ボディ剛性の向上に大きく貢献するパーツですが、ラゲッジスペースが犠牲になるとのユーザーの意見も少なくなかったらしく、Z34では別の手法で補強しているようです。
エンジンは、VVEL(ヴイヴェル:バルブ作動角・リフト量連続可変システム)を採用するVQ37HRが搭載されると考えて間違いないでしょう。スカイラインクーペでも、最高出力333ps(245kW)/7000rpm、最大トルク37.0kgm(363Nm)/5200rpmというハイパフォーマンスぶりのところ、Z34ではさらにスペックが向上する可能性もなくはないのではと思います。これに組み合わされるトランスミッションは、注目の日産初となる7速ATと、従来の改良型の6速MTが用意される見込みです。
ハンドリングについては、先代Z33ではあまりよろしくない評価もあったものですが、Z34ではプラットフォームも全面的に一新。本格的にスポーツ性能を追求していると伝えられます。さらに、軽量ボディにハイパワーエンジンとくれば、かなり期待できるのではないでしょうか。心より登場が楽しみな1台です!