RX-8の個性をピュアに表現した「タイプRS」
専用エアロパーツ、ガンメタの19インチアルミホイールなどがタイプRSの外観上の識別ポイント |
そして注目のタイプRSについて。タイプRSは、専用エアロパーツ、19インチ鍛造アルミホイール、レカロ製バケットシート、ビルシュタイン製ダンパーなどを装備。標準仕様との差別化が図られた、走りに特化したスポーティモデルです。以下、タイプRSの主なスポーツ装備をプレス資料より抜粋し紹介したいと思います。
・専用エアロパーツ
大型エアロバンパー(フロント)、サイドアンダースポイラー、リアスポイラーにより、精悍なスタイリングを実現すると同時に、高速走行時の安定性を向上。
・19インチアルミ鍛造ホイール
ローター形状を模したガンメタリック塗装の鍛造ホイールは、バネ下の軽量化に貢献。225/40R19 89Wタイヤとの組合せにより、優れたグリップ性能を提供するとともに圧倒的な存在感を表現。
基本フレームをマツダが、身体の支持部分をレカロが担当し開発された専用バケットシート。身体をしっかりサポートするショルダーおよびサイドサポート形状。スポーツシートながら大人を感じさせる落ち着いたデザインを追求 |
シートとのコーディネートを図り赤いステッチをあしらい、スポーティでスタイリッシュな雰囲気を演出 |
シート中央部のファブリック(グレー/ブラック)とサイドサポート部の本革(ブラック)を組合せ、赤ステッチを施したRX-8専用デザインシートが、スポーツシートとしての優れたホールド性を提供。
・ステアリング本革巻およびシフトノブ&パーキングブレーキレバー本革巻(赤ステッチ)
専用バケットシートに合わせた赤ステッチ付デザイン。
・ハードサスペンション(ビルシュタイン社製ダンパー)
スポーツ走行をサポートするRX-8専用設計。様々な走行シーンで安定した減衰力を発揮し、しなやかな車両挙動を実現。
・発泡ウレタン充填フロントサスクロスメンバー
リニアな操舵感、優れた操縦安定性を提供すると同時に、乗り心地を向上。
RX-8にもいずれこうした仕様のクルマがカタログモデルとしてラインアップされるのではと思っていましたが、いよいよそのときがきました。かつて特別仕様車のマツダスピードバージョンが300万円台後半だったことを考えても、315万円という価格設定は、実にリーズナブルではないかと感じています。
●RX-8車両本体価格(エンジン最高出力/トランスミッション)
RX-8:260万円 (215ps/5速MT/6速AT)
タイプE:300万円 (215ps/6速AT)
タイプS:294万円 (235ps/6速MT)
タイプRS:315万円 (235ps/6速MT)