Mスポーツ・パッケージが標準装備
スポーティなルックスと走りを演出するMスポーツ・パッケージが標準装備される |
また、135iクーペ Mスポーツには、Mエアロダイナミクス・パッケージ、Mスポーツ・サスペンション、MレザーステアリングなどをセットにしたMスポーツ・パッケージが標準で装備されます。
エクステリアおよび走行性能面では、Mエアロダイナミクス・パッケージにより空力面を最適化。Mスポーツ・サスペンションがトラクションを向上させ、ロールを抑えます。足元には、Mライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリングを装着します。
センターコンソールのオーディオおよびエアコンコントロールパネルは、視認性に優れるナビゲーションシステムが装着されたダッシュボードに調和。ドアハンドル、グローブボックスの開口部、オーディオ、エアコンのスイッチ類は、表面に亜鉛メッキを施したクローム仕上げとされ、高級感を演出 |
ハッチバックの1シリーズゆずりのコクピットは、ドライバーが運転に集中できるよう配置されるとともに、高い品質感を演出。さらに、横方向のサポートを強化するスポーツシート、Mレザー・ステアリング等の装備が標準仕様となっています。
という135iクーペに、筆者は非常に興味を持っています。昨今この類のスポーティカーは、軒並みボディサイズが拡大し、重くなりすぎたのではと強く思っています。そんな中で135iクーペは、コンパクトでスタイリッシュなクーペスタイルのボディに、ハイパワーエンジンという組み合わせ。かつて好きだったE36のM3ってこんな感じだったかなと思わせるような、筆者にとって非常に魅力あるパッケージだと感じています。といっても、全長こそ4.4mながら、車重は1.5トンを超えるわけで、けっして軽くはないわけですが……。
価格的には、ハッチバックの130i がほぼ500万円なので、135iクーペはもっと600万円に近くなるのではと思っていましたが、意外とリーズナブルなところに収まったと思います。また、のちに120iクーペあたりが追加されるかもしれませんが、そちらもどのくらいの価格帯になるのか気になります。
ただし、右ハンドル仕様しかないというのは個人的には非常に残念。こういうクルマこそ左ハンドルでドライブしたいと思うのは、筆者だけではないでしょう。
メディア向け試乗会は3月中旬に予定されています。そこにどんな「駆けぬける歓び」があるのか、楽しみにして待ちたいと思います。