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マイチェン後のヴィッツはもっと気配り上手

コンパクトカーの日本代表選手、トヨタ・ヴィッツがこのたびマイナーチェンジ。見た目に大きな変化は無いようですが、なにやら画期的な装備がついているようです。

三代 やよい

執筆者:三代 やよい

車ガイド

マイチェン後のヴィッツはもっと気配り上手

新ヴィッツ
マイナーチェンジを受けて、SRSサイドエアバッグ(運転席&助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)を全車に標準装備。新たに4色のボディカラーを追加して、計15色ものラインナップになった。メーカー希望小売価格は107万1000円~163万8000円。

コンパクトカーの日本代表選手といえば、やはり、トヨタ・ヴィッツでしょう。ヨーロッパでも「ヤリス」の名前で人気を集めている、まさにグローバルコンパクトといえる一台です。そんなヴィッツがこのたびマイナーチェンジ。見た目に大きな変化は無いようですが、なにやら画期的な装備がついているようです。

キメ細やかなおもてなし装備

快適温熱シート
上のイラストは「快適温熱シート」の説明図。赤い部分が40℃程度で、黄色の部分が37度程度になっていることを示しています。すぐに熱く感じてしまう部分はぬるめに、冷えたり疲れたりしやすい部分を効果的に温めてくれるのです。
今回のヴィッツのまさに目玉といえるのが、「快適温熱シート」の採用。「それってただのシートヒーターでしょ?」と思われるかもしれませんが、いやいやどうして、注目に値する新技術なのです。従来のシートヒーターといえば、温度調節があったとしてもせいぜい「熱め・普通・ぬるめ」の3段階ていど。が、今回ヴィッツに採用した「快適温熱シート」の場合、特に負担のかかりやすい肩や腰、寒い日などに冷えやすい下肢を効果的に温めるべく、箇所に応じて設定温度を見直しているのです。これなら、背中と太ももだけ妙に暑いのに、足先だけは冷えたまま・・・・・・。なんていうことももうありません。このキメ細やかなサービス精神は、まさに日本ならではのおもてなしの心といえるでしょう。

コンパクトカーのモデルチェンジといえば、気になるのが年内には二代目の発表が噂されているホンダ・フィット。なにやら、新しくなるフィットにも気になる新装備が搭載される模様です。どんな機能なのかは次のページで。
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