
これぞ上質&上級コンパクトカー

上質&上級コンパクト。全体的に質感が向上しているなかで、特に強く意識したのはベリーサだろう。雰囲気のいいインテリア。そして走ったときの音と振動のなめらかさ。価格を抑えなければならないコンパクトカーのなかで、一番、お金をかけにくい「目に見えない部分」にまで着目し、しっかり対応したマジメなクルマである。
そのベリーサのマイナーチェンジである。走りの部分での上質感は相変わらず。そして今回は「L」というグレードに試乗したのだが、ブラック&ブラウンの2トーンの本革を採用し、まったくもってリッチな味わい。インテリアの雰囲気もよろしく、マダームな気分を十分に味わえる。

上質コンパクトという商標をとっておけばよかったのに。ベリーサに乗るたびにそう思う。
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