女性をターゲットにしたトヨタbBの姉妹車

もう、今さらながら書くこともないけれど、クーはトヨタのbBと中身がいっしょ。いわゆる着せ替えリカちゃんである。けれどクルマはスタイル第一と考える私にとって(だっていくら高性能でもキライなカタチじゃ乗る気にならない)、スタイルががらりと変われば完全なる別グルマ。リカちゃん万歳! である。

そしてダンスクラブをイメージした、いかにも悪そうなbBに対し、クーはかなり控えめで、でもちょいと色っぽい。この色っぽいというのは非常に意識したものと思われる。というのも、ライバルとして挙げている背高コンパクトの日産キューブが、全身の筋肉が思わず揺るむほどの「なごみ顔」だからだ。主人を見上げるまっすぐな瞳を連想させる、わんこ系のキューブに対し、クーの場合は完全なる、にゃんこ系。気の向いたときだけそばに来るようなしたたかさを秘めた色気は、実は多くの女性がちょっと憧れている悪女系キャラでもある。

まあ、この瞳、この顔つきにヤラれちゃうお兄ちゃんやおじさまも多いだろうけれど、一番、親近感を抱くのはヤンママ・ドライバーじゃないだろうか。いまや軽自動車は背高ワゴン系が大躍進を遂げ売れに売れている。でも、子供が大きくなったり、ほんのちょっと生活にゆとりが出てくると、もう少し大きいクルマに乗りたいなあと。いちど背高系に慣れ親しんでしまうと、この開放感、荷物の積める懐の深さ感ははずせない。ならばタテヨコ高さともに一回りそのまま大きくすればいかがなものか、というコンセプトとあれば、色気大発信のクーは魅力的な存在なのである。

乗り心地については、きちんと加速、しっかりブレーキ。そりゃ申し分なし。1・3Lより1・5Lの方がパワーがあるのと同時に、パワステの感じがしっかりしてるので、高速によく乗る人には使いやすいはず。茶髪のお母さんにお勧めだけれど、でも、ツッカケで乗るのはやめてね。

ダイハツ クーのホームページはこちらから。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。