存在感のあるデザインにイメージチェンジ!

ポロのマイナーチェンジ。輸入車のマイナーチェンジといえば、どこをいじったんだかわからないようなものがほとんどだ。ところがポロときたら、これはフルモデルチェンジではないのか? というくらいの変わりようである。

フロントに比べリヤは小変更。でもテールレンズのデザインが変わっている
きらりと大きくなったヘッドライト。たしか四角目だったポロは前回のフルモデルチェンジで「フォルクスワーゲンの小さなモデルは『可愛い』をテーマに丸目で統一」となり、ルポみたいな丸いヘッドライトになったはずだ。なのにあっさりそれを打ち消し、今回の『ワッペングリル』へ変更である。高級車に位置づけられるパサートで始まったワッペングリル。VWのアイデンティティをつくるこのグリルが、ポロにも与えられ、VWグループの一員であることをしっかりと印象付けたというわけだ。ただ、このヘッドライトの中央に『VW』の文字を小さく入れるという遊び心も忘れてはいない。

全長は25mm伸ばされたものの、それはボンネット部分についやされている。最近、どこもさかんに取り組んでいる衝突時の歩行者保護対策。ゆえに車内空間は変わらないものの、広いリアシート・スペースは(ただし、シートの前後の長さは短くてちょっとオトナはオシリのおさまりが悪く感じるかも)ゆったりとしている。

インテリアも大きな変更はないが、質感の高さは健在
走りの基本的な部分も同じ。ただ、ボディのレーザー溶接を用いたボディ剛性はすばらしく、特に高速道路での安定性と静粛性といったらコンパクトカーの群を圧倒的に抜いている。逆にネガはエンジンのトルク特性と4ATのギア比が日本のアップダウンの厳しいワインディングに向いていないこと。もっとも市街地で使う人にとってはなんの問題もない話ではあるが。

横滑り防止装置や6つのエアバッグを標準装備するなど、安全性ではリーダー的存在のポロ。存在感のあるデザインのアピール光線は、かなり強い。

関連サイト
ポロがデビューした時の試乗記はコチラ
フォルクスワーゲン・ポロのホームページはこちらから。
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