インパネもBMWらしい
荷室はワゴン的
大人2人が十分にくつろげる。背もたれは最大31度までリクライニングが可能。4:2:4の分割可倒式により、荷物に応じてアレンジできる。中央を倒せば両サイドに座りながら、スキー板で4枚、スノーボードで2枚積載できるという |
普段は街乗り、時々キャンプやスキーに行くのであれば2.0LのFRであるX1 sDrive18iでも対応可能だろう。在住が雪国であったり、オフロードの走破性を重視するならxDrive25iが控えている。走りについては次回報告したい。
ライバルは、価格的にはフォルクスワーゲンのティグアン、ランドローバー・フリーランダー2などが挙げられるが、スカイラインクロスオーバーなどの日本製SUVも十分にライバルになり得るし、クラス的にはメルセデスGLKなども視野に入るかも知れない。2011年にも登場するアウディQ3など、コンパクト高級SUVはますますSUVの主流を占めるだろう。
セダンやワゴンでは飽き足らないユーザーに訴求すべきSUVは、その成り立ちから大型モデルから普及し始めてきたが、ここに来て時代に沿うダウンサイジング化がされつつあるのは歓迎したい。新しいX1は、日本でもまさにジャストなサイズで、「SUVは大きいから」と敬遠してきた向きにも訴求する。アクティブなライフスタイルを予感させるそんな存在になってくれるはずだ。