SUZUKI(スズキ)/スズキ

日本が誇るジムニーが40周年(2ページ目)

1970年4月にリリースされたスズキ・ジムニー。記念すべき40周年に「X-Adventure」クロスアドベンチャーが設定された。初代からブレることのないクルマ作りとは?

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ブレない哲学

2代目ジムニー2代目ジムニーのSJ30型は、トルクフルな2ストロークエンジンを積んで、1981年にデビュー。2代目の最終型は1995年に登場するが別物といえる進化を遂げ、3気筒4ストロークエンジンにDOHCを採用。リーフからコイルスプリングになるなど、足まわりも現代的になっているジムニーも初代の最後期型には、空冷から水冷に移行するが、2代目の途中からは2ストロークから4ストロークに移行する。現在でも熱心なファンは2スト搭載のジムニーを愛用している人もいるが、エンジンは少しずつ着実に進化。排ガス規制や高速域でのパワーアップといった課題をクリアするためには当然の策だった。しかし、オフロードでの走破性のよさと、大きなサイズはシエラやエスクードに任せることで、ジムニーらしさを保ち続けてきたのだ。

現行ジムニーの実力は?

現行ジムニー
3代目となる現行のJB23型は、1998年10月の新規格移行に伴いデビュー。 快適装備も充実し、タフな走りのためにはガマンが必要という雰囲気ではなく、誰もが使える万能性を身に付けている。特別仕様車の「クロスアドベンチャー」には専用ホイール、アルミ製スペアタイヤハウジングを装備。専用ロゴ入りマットや汚れを拭き取りやすい内装を採用するなど、見た目も実用性も特別仕様車にふさわしいものになっている
現行ジムニーは現代的に洗練されているが、小さくて四隅がつかみやすく、扱いやすいキャラは不変だ。助手席の後には大人でも座れるが、運転席の後は、乗降性を考えると荷物置き場だろう。独身者やカップル、セカンドカーとしてのキャラクターも変わらず、広いSUVが欲しいならエスクードが控えている。

もし自分が雪国に住んでいたなら、ジムニーは欠かせない選択肢だなといつも夢想してしまう。走破性はもちろん一級品で、現行型は高速道路を使ったロングドライブも十分にこなす。趣味の登山で林道に入っても小さいから小回りが効くし、停める場所にも不自由しない。小さいけれど頼れるジムニー。流行のキャンピングカーもいいけれど、寝ることだけがクルマの役割ではない。ファンならずともアウトドア派は一考の価値がある。
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