ちょうどいいサイズ
大柄なシートは前だけでなく、後もそうで、大人4人がしっかり座れる仕上がり。居住空間は決して広くはないが、ムダのなさも感じられ、必要十分という印象 |
171cmのレポーターでドラポジを取り、その後の席には頭上にコブシ1つと手の平2枚、ひざ膝前にはコブシ1つと手の平1枚くらいのスペースが残る。足は伸ばせないが、しっかりした姿勢で座らせるので、スキーなどのロングドライブでも疲れを誘わないと期待できる。
荷物もラクに積める
後席は2:1の分割可倒式を採用。シンプルに倒すだけだが、煩わしさもない。床下には折りたたみ式ボックスも備わる |
ディンクスや夫婦2人+子ども1人、もちろん独身にとっても使いやすいサイズでありながら、セダンやワゴンよりも行動範囲が広くなるSUVがまさにGLKの魅力。
このサイズでこそSUVの生き残る道があるのでは、と感じさせられる高い完成度であったが、価格を考えると当然ともいえる出来といえるかも知れない。しかし、ネダンは高くても、ユーザーの期待値を大きく上回るクルマも意外に少ないのではないか。VWティグアンより300万円増しまでのバリューは感じられないものの、さすがはメルセデスと脱帽させられた。
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