乗り出しからマイルド
Cクラスと似た雰囲気もなくはないが、外観同様にエッヂの効いた、男性的なデザイン。シフトはMLなどと異なり、通常のフロアシフトを採用。大型車は4WDでも右ハンドルを用意するが、GLKは左ハンドルのみ |
決して速くはないが
エンジンはV6、DOHCの3.0Lのみ。231psという最高出力はスペック上十分だが、額面どおりの速さは感じられない。日本向けのCクラスワゴンには2.5Lまでしかないため、3.0LのGLKはその穴も埋める存在!? |
乗り心地のよさは高速道路、山道にステージを移しても変わらない。ストローク量の大きな足だから、コーナーでの安定感に一抹の不安もあったが、まさに取り越し苦労だった。素晴らしいのは7Gトロニックとエンジンのパワートレーンのスムーズさで、走りの上質感を高めるのにかなり効いている印象だ。ステアリングを握れば、高級SUVを操っている優越感に浸れるのは間違いない。
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