マツダ　プレマシーは直噴化で大幅進化(3ページ目)

走りっぷりで直噴を選んで正解

２-３列目席は完全にフラットになるので、長尺モノの積載もお手のもの。本当にステーションワゴン的な荷室スペース

今回の変更は直噴モデルだけでなく、従来のEGIエンジンも残った。価格的には８万円高になる直噴ユニット。４速ATに対して５速AT、10･15モード燃費は14.0km/Lに対して15.0km/Lと、８万円分のメリットを感じないかもしれない。

しかし、多段化されたスムーズな走りはドライバーだけでなく、他の乗員の快適さにもつながるし、何よりスムーズで運転しやすくなったのが明らか。グリーン税制による自動車取得税控除や、ガソリン消費量の軽減はもちろん、こうしたドライバビリティの面からも選ばない手はない。どうして、直噴モデルだけのラインナップにならなかったのか、中途半端な気さえするくらい。ちなみに肝心の燃費は約250km走って9.0km/L。高速道路、ワインディングはやや飛ばし気味、渋滞にもハマったことを考えるとまずまずだろう。

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