SARD=耐久レースの名門チーム
Car No. 「39」マシン名 「DUNLOP SARD SC430」
チーム名 「LEXUS TEAM SARD」
タイヤ:ダンロップ
ドライバー:平手晃平/アンドレ・クート
略称 「39号車」「サード」「ダンロップサード」
DUNLOP SARD SC430 |
「サード」は前身の「シグマオートモーティブ」の時代から、ル・マン24時間レースなどの耐久レースに果敢に挑んできたチームで、自分たち独自のオリジナルマシンを製作して耐久レースに挑戦するコンストラクターでもあります。1994年にはル・マン24時間レースで2位表彰台の栄冠も獲得するなど、ル・マンや鈴鹿1000kmなどの耐久レースでの活躍はオールドファンには今も鮮明に刻まれています。
全日本GT選手権および「SUPER GT」ではチャンピオンの経験がありませんが、97年と2004年にランキング2位を獲得しています。現在はダンロップとのパートナーシップで勝利を目指していますが、ここ数年の成績は芳しいとはいえません。唯一のダンロップユーザーということで、他チームとのデータ共有も難しい状況ですが、昨年は雨の中、GT500ルーキーの平手晃平が素晴らしい走りを見せ、2位表彰台を獲得していますし、今年はさらなる飛躍が期待できます。困難なコンディションでこそ本領を発揮する老舗チームの底力をぜひお楽しみに!
【サードの最近の戦績】
2007年「デンソーサードSC430」シリーズ15位
2008年「DENSO DUNLOP SARD SC430」シリーズ10位
2009年「DUNLOP SARD SC430」シリーズ14位
KRAFT=若手コンビが駆るSC430。今年は脱伏兵?
Car No. 「35」マシン名 「MJ KRAFT SC430」
チーム名 「LEXUS TEAM KRAFT」
タイヤ:ブリヂストン
ドライバー:石浦宏明/大嶋和也
略称 「35号車」「クラフト」「MJ?」
MJ KRAFT SC430 |
2000年にGT300に参戦したクラフトのトレノ 【写真提供:トヨタ自動車】 |
ドライバーは今年も大嶋和也と石浦宏明の若手コンビ。昨年夏の鈴鹿では、ポールポジションからの優勝をカンペキにやってのけましたし、もはや伏兵とは呼べない存在になってきました。ドライバーとチームの若い力で、今年は一躍トップチームへと飛躍を遂げるのではないかと期待しています。
【クラフトの最近の戦績】
2007年「BANDAI DUNLOP SC430」シリーズ19位
2008年「宝山KRAFT SC430」シリーズ9位
2009年「KRAFT SC430」シリーズ9位
続いてはニッサン勢のチームをご紹介しましょう。