初開催のD1ストリートリーガル!
D1ストリートリーガル第2戦で優勝した駒形行春の走り。 (写真提供:モビリティランド) |
5月26日(土曜日)はD1グランプリの予選に加えて、『D1ストリートリーガル(以下、D1SL』の決勝が開催された。500馬力を超えるモンスターマシンにチューンナップされたD1マシンに比べ、D1SLのマシンは市販車に近い車両で争われる。D1GP選手の底辺層拡大のために昨年からスタートしたカテゴリーだが、出場選手のレベルは非常に高く、追走では白熱した意地の張り合いが展開された。
駒形行春、勝利のガッツポーズ! (写真提供:モビリティランド) |
16人がトーナメントで争う「追走」の決勝では中村直樹と駒形行春が一騎打ちのバトルを展開した。勝負は緊張感みなぎる追走2本目で中村がコースアウト、これにより駒形行春の手に優勝が転がりこんだ。審査員を務めた野村謙からトロフィーを受け取った駒形は「みんなの協力のおかげで勝てました。これからも大会を盛り上げて行きたい」と語り、喜びを爆発させた。
現役高校生がD1ストリートリーガルに登場!
これが高校生の走り! (写真提供:モビリティランド) |
また、D1SLは将来のD1、ドリフト業界のスター候補を発掘するためのカテゴリーだ。中でも目立っていたのは現役高校生ドライバーの金岡真矢である。金岡は昨年からドリフトを始めた16歳のドライバーで、昨年D1ドライバーの植尾勝浩との出会いをきっかけにサーキットでのドリフトを始めたそうだ。
金岡真矢 (写真提供:モビリティランド) |
今回は予選から勝ち抜き、追走トーナメントではスーパー耐久ドライバーの山野直也を抑えてベスト4決定戦に進む好パフォーマンスを見せ付けた。今回は残念ながらベスト8で敗退したが、金岡は地方戦で準優勝の経験もあるので、今後が楽しみな存在である。公道を知らない、峠を知らないドリフターが優勝を飾る日も近いかもしれない。
金岡真矢 公式サイト
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