君はダニカ・パトリックを知っているか?

男勝りの走り、モデルもこなす美貌、大物ミュージシャンのミュージックビデオでドレス姿を披露するセレブ、すかした感じかと思えば実はとても人間的で、ダニカはストレートに感情を顔や言葉に出す・・・ダニカは面白いほどにいろんな顔を見せてくれる。ガイド自身、彼女のファンだ。

アメリカンモータースポーツの最高峰、IRLインディカーシリーズに参戦して3年目、これまで数々の話題を振りまいてきた人気ドライバー、ダニカ・パトリックについて改めてご紹介したい。
ダニカ・パトリックの走り
(写真:本田技研工業)


職業:レースカードライバー

06年のプロフィール写真
(写真提供:モビリティランド)
ダニカ・パトリックは1982年ウィスコンシン州に生まれ、10歳でレーシングカートのキャリアをスタートさせている。その後、彼女は本格的にフォーミュラカーのレースに挑戦するために英国へ留学し、多感な時期を外国のレース修行に捧げて過ごした。

そんなダニカの英国でのレース活動に目を付けたのが、86年のインディ500優勝者ボビィ・レイホールである。「レイホールレターマンレーシング」の共同オーナーを務めるレイホールは次代のスターを探していた。

レイホールはダニカをアメリカに連れ戻し、インディ直下のレースでダニカを育てた。そしてダニカ・パトリックは与えられた環境の中で結果を残し、2005年、「レイホールレターマンレーシング」から最高峰のIRLインディカーシリーズに鳴り物入りでデビューすることになった。

女性ドライバーはダニカ以前にも参戦があり、特に珍しいことではない。伝統の「インディアナポリス500マイルレース(インディ500)」においてはリン・セント・ジェームスらのドライバーが活躍した。しかし、23歳と若く、しかも美しく、トップを争える速さを持ち合わせているとあって、デビュー当時のダニカ・パトリックは何から何まで話題づくし。全米のマスメディアは彼女を放ってはおかなかった。

次のページではダニカが歴史的快挙を実現した05年のインディ500を振り返ります。