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岩城滉一さんが鈴鹿8耐名誉顧問に(3ページ目)

今年30回記念大会を迎える『鈴鹿8時間耐久ロードレース』の記者発表会が東京ビッグサイトで開催された。今年は俳優の岩城滉一さんが鈴鹿8耐名誉顧問に就任し、大いなる盛り上がりが期待できそうだ。

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

今年は出場クラス区分がより分かりやすくなる!

昨年、国内独自規定のJSB1000クラスへ参戦したホンダワークスチームのマシン。
今年の『“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8耐』は一部レギュレーションが変更される。その最も大きなポイントが出場クラス区分である。

鈴鹿8耐は「FIMロードレース世界耐久選手権」の1戦であり、海外の耐久レース専門チームが多数参戦する。しかし、鈴鹿8耐はメーカー系のワークスチームも参戦する特別な「スプリント耐久」として有名で、ヨーロッパの耐久レースとは戦い方が全く異なる。そのため、鈴鹿までの遠征を避けるチームも多かった。

そこで今年は出場クラスの区分を4クラスに変更した。

世界耐久選手権・レギュラーチーム 
→ SB(スーパーバイク)
→ SS(スーパーストック)
→ SP(スーパープロダクション)

8耐のみにスポット参戦するチーム
→ JSB1000 (ジェイエスビー・セン)

昨年、メーカー系ワークスチームは国内独自規定のJSB1000に参戦するという紳士協定がメーカー間で存在したが、今年はレギュレーションとして明確にされたことで国内のスポット参戦チームはワークスもプライベーターも同じクラスで戦うことになった。

昨年の優勝チームもJSB1000で戦うことになる。
ワークスVSプライベーターという鈴鹿8耐・伝統の戦力図も魅力的だが、久々にメーカーワークス対決もぜひ見てみたいところだ。

※昨年の総合優勝チーム、FCC TSR(辻村/伊藤)の参戦クラス、XX-Formula(ダブルエックスフォーミュラ)は廃止された。

次のページでは記者発表会時点ですでに決定しているものを中心にイベント情報をお届けします。
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