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ノリック阿部 再び全日本へ(2ページ目)

今年のMFJ全日本ロードレースはライダーの移籍が相次ぎ、例年以上に面白くなる。やはり最大の話題は「Norick」の愛称で親しまれる阿部典史の全日本復帰だ。

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

ノリックが担う全日本ロードレースでの使命

阿部典史

世界を戦うノリックを見続けたかった。でもその反面、日本でノリックを見れて嬉しいというファンも多いはずだ。ここ2年間は日本での開催が無いSBK(スーパーバイク世界選手権)に参戦していたため、2004年秋のMotoGP日本グランプリ以来、実に2年半ぶりにノリックの走りが日本で観られるのだ。
全日本ロードレース/8耐 リンク集(All About INDEX)
北川圭一と談笑するノリック
全日本に帰ってくる本人の気持ちは複雑である。世界の舞台で戦うという思いと日本のファンの前で走る喜びと・・・しかし、鈴鹿サーキットのファン感謝デーに参加し多くのファンと触れ合うことで気持ちを切り替えることができたようだ。 「久しぶりに日本のファンの前でレースができるので、楽しみにしています。もちろん全日本JSB1000のレベルが高いことは知っているので、これまで通り常に100%の力を発揮できるように心がけます」とノリックは今年の意気込みを語っているが、全日本で優勝することやチャンピオンになることは容易では無い。年間僅か7レースという全日本ロードレースでノリックがどんな戦いを見せてくれるのか非常に興味深いし、期待をもってシーズンを見守りたいところだ。

ノリック、新型YZF-R1で発進 ゼッケンは「81」だ。

阿部典史

先日の公開走行会に参加した阿部典史は今シーズンのマシン、ヤマハYZF-R1をシェイクダウンした。今シーズンのヤマハYZF-R1はSBK(スーパーバイク世界選手権)を制するためにモデルチェンジされたプライムマシンである。全日本ロードレースのJSB1000クラスはSBKに比べて改造範囲が少ない市販車ベースだが、その高いポテンシャルはノリックにとって大きな戦力となるだろう。 今年の全日本ロードレースはノリックを中心に回っていくことは確実。特にJSB1000クラスはベテランライダー達の世界レベルの走りが今年も堪能できそうだ。開幕戦は4月1日(日曜日)栃木県ツインリンクもてぎで開催される。 【関連記事】 国内2輪レースガイド 

【関連リンク】
阿部典史 公式サイト
MFJ SUPERBIKE ファンサイト
鈴鹿サーキット&ツインリンクもてぎ

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